気づけばあっという間に8月に。
まず台湾に親戚がいる台湾人の友達に連れられて、ロサンゼルスから台湾へ。
というのも、その友達と「お互いの国に行けたらいいよねー」と話していて、軽い気持ちで飛行機をチェック。
LAX-東京の直行便より、台湾で旅行をし、そこから関西国際空港というルートの方がなぜか随分安いという、予想もしなかった結果に。
友達も台湾-LAX直通より、大阪でstopした方が安いみたい。
お互いにとって、これは好都合。行くしかないね!と速攻チケットを買ったのでした。
そんなこんなで、気がつけばあっという間に台北の空港。
友達はDomestic(本国人)の列、私は外国人の列に並んで入国。
本国の列は短く、あっという間に入国した友達は「私たちの荷物ピックアップしてくるね!」とさっさと行ってしまう。笑
こちら外国人列は最低でも30分くらいはかかりそう。前に並んでいた中年夫婦も、イライラし出して、おじさんの方が係員に「もっとこうしたら早くできるだろ!」みたいなことを怒鳴り出したり(まぁ中国語なので何言ってるのかは推測ですが笑)。
ところでこのおじさん達、中国語で話しているということはおそらく中国本土の人。
まず台湾自体、独立した国なのか、中国の一部なのかは、尋ねる人によって違う答えが返ってくるのがややこしいところ。(中国人は未だ台湾を中国の一部だと思っている)
ということは、中国と台湾、それぞれの入国事情はどうなっているのだろうか?
調べてみると、両国共にパスポートではなく「通行証」なるものが必要ということ。
中国人が「台湾は私たちの国の一部だ!」と言ったところで、もうここは台湾。
郷に入れば郷に従えとばかりに、中国人は外国人列に並ばされます。
それが侮辱的なんでしょうか、外国人列に並んでいる中国人は皆どこか不満気。
貨幣も見た感じ何となく人民元っぽいのですが、台湾はNT$(ニュー台湾ドル)という別の通貨。紙幣にも「中華民国」と書かれていて、これは中国本土ではなく台湾のことを指すそう。
現在US$1=NT$30程度。
無事入国も終了し、彼女のおじ家族のマンションへ。
裕福な家庭なのか、ピカピカで冷房完備、快適なおうち。優しい方々で泊めて頂いて本当に感謝しています。
初めの三日間は蘭嶼(らんゆう)という台湾の東側にある離島で過ごしました。
おじさん一家のマンションがある新竹(しんちゅう)から新幹線で台北へ、地下鉄で空港へ、飛行機で台東へ、バスでフェリー乗り場へ、フェリーで蘭嶼へ...
という約10時間にも渡る長旅で、LA-台北フライトの翌日だったのでもうクタクタ🤣笑
恐ろしい暑さも手伝って、早くも死にそう。
でもそこまでして来た甲斐があったというものです、島は本当に美しかった...
ターコイズブルーの海にサンゴ礁とカラフルな熱帯魚。
一言で言うと沖縄ですかね、地理的にもすぐ近くなので。
まぁ暑いのなんの...関西やカリフォルニアの夏なんて、ほんと目じゃない...
九份、十分、台北101など主に有名どころを回ったのですが、中でも夜市が印象的でした。
お祭りのように賑やかに出店が通りに並ぶ中、ちょっとした暗がりには物乞いをしたり車椅子に座ってスクラッチ(買って、削って当たりが出たら賞金が貰える)などを販売する障がい者たちが。
友達は彼らを見つけるなりすぐにお金を出して、あげるなり商品を買うなりしていました。
「台湾には子供を誘拐して故意に障がい者にする裏組織があって、こういった人たちはそういう組織に雇われてるんだ。結局売上げはその組織に行くってわかってるんだけど、売上げが低いとこの人たちは雇い主にぶたれたりするから、見かけたらお金をあげるようにしてる」
こんな都市伝説みたいな話、日本じゃまぁ有り得ませんが、中国や台湾ではよく耳にするみたいです。本当かどうかは別にして。
「小さい頃両親に連れられて夜市に行くと、いつもお母さんが”あんたはぐれちゃダメだよ!誘拐されて、あの人たちみたいになるから!”と言って脅かされた」と友達。
私も友達にならって、車椅子の男性からスクラッチを一枚買いました。
ニッコリとして感じのいい30歳前後の男性。両腕を覆う鮮やかな刺青が目を引く。
スクラッチは当たりが出ましたが、彼の売上の足しになるようにと、賞金はまたスクラッチと交換しました。
全部ハズレくじになったところで、その男性に別れを告げて、また通りをうろうろ。
臭豆腐など変わったものをたくさん食べました笑 あとは射的をやったり。
賑やかで人も多く、皆台湾での夜を満喫しているようでした。
夜遅くまで出歩いて食べたりするのはやはりアジア圏の文化ですね。
帰り道、またあの男性のいたところを通りました。同じ机、同じスクラッチ、同じ車椅子。でも座っていたのは別の女性でした。
日本人観光者も多い台湾、食べ物は美味しいんだろうと楽しみにしていましたが期待はずれでした🤣笑
暑さも手伝ってか、何を食べても美味しくない。有名な飲食店に行ってるはずなのに...
鼎泰豊すらも口に合わず、今まで好き嫌いなく生きてきた中で初めて嫌いな食べ物を見つけた台湾旅行でした...笑
もし次行く機会があれば、冬にしたいと思います。ちなみに冬に行ったことのある友達は「12月でも汗ばんだ」とのことでした。笑
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