今日病院に、ちょっと用があって行ってきたんですが、
「この間B型肝炎の予防接種を始めたみたいだから、今日も受けていったら」とドクターに勧められて、その後別のナースが注射器を持ってやって来ました。
この間始めた、って...?とすでにあいまいな記憶を辿る。
以前この予防接種の予約はしたものの、結局その後一度も病院に来なかった...
ということは、一度もB型肝炎の予防接種は受けてないはず。
(B型肝炎は3回シリーズの予防接種です)
「あの、これって1回目の予防接種ですか?」と聞くと、これは2回目用のだと。
慌てて過去に一度も受けていないことを伝えると、ナースがドクターに聞きに行く。
ドクターは「あぁ、そうだったかな、じゃあ1回目のにしといて」と言って去って行きました。
えー、信じられない。もしわたしが覚えてなかったら、完全に間違った予防接種を受けていた...
しかも記録をチェックもせずに、じゃあ1回目のやつって...
これが実は、病院やクリニックに行く度に必ずこういったトラブルに見舞われていて...。
アメリカで初めてあるクリニックに行った時は、わたしが保険会社に提出しなければならない書類を取りに行ったら失くしたと言われ、
別の病院で検査をして後日結果を聞きに行ったら、検体を失くされたようでそんな検査は受けられてないよと伝えられ、
その後薬をもらいに行ったら、課金を忘れられ(ちなみにそのまま払わなかったのでこれはラッキー。)
Emergency Room (ER)に”緊急”で行った時は、7時間待たされた挙げ句、医者は検査など何もせず かかりつけの医療機関へ行ってくださいと言われ、
HPVの予防接種(これも3回シリーズ)を受けに行った時、2回目は1か月後に戻ってきてくださいということで1か月後に予約を入れさせられたにも関わらず、一か月後戻ってきたら「1か月ではなく2か月です。今日はできません。」ということで。
これね、全部違う病院ですよ!
サンディエゴ外の病院にはかかったことないので、一概に「アメリカの医療機関はとんでもない」とは言えないけれど、サンディエゴ内の病院は本当にいい加減ということはもう言い切れちゃいます、、
暇なら別にいいですけど、こっちは大学と仕事で忙しい合間を縫ってなんとか時間を作って、1時間かけてバスで行って、2〜3時間待たされてやっと医者に会ってるわけですから、少しはしっかりしてもらわないと困ります。
でも残念ながら、わたしが彼らの意識を高めることはできない..。
治してもらうはずのわたしが医療機関やドクター、ナース達を治すことはできない。笑
わたしたちにできることは、自分で自分の体を守ること。
一概に言って、日本と比べるとこっちは何でもいい加減でirresponsible。
物事が頼んだ通りに正しく進んでいるかどうかは、その都度しっかり確かめるに越したことはありません。
何よりも自分の健康のこととなると、命に関わる一大事。今回を以て、ますます自分でしっかり自分のことを把握しておく必要性を認識しました。
医療のこととなると、専門知識がないのでドクターに頼りがちですが、向こうのミスを最小限に防ぐために、以下のことを自分ですることを学びました。
1、来院の前にある程度自分で調べて把握しておく(どんな病気、検査・治療法のオプション、どんな予防接種、etc.)
2、病院では、ドクターやナースが自分に一体何をするのか、説明がなければあらかじめ聞く(この検査で何が分かるのか、など。これはうっとうしがるドクターもいますが、そんなの自分の健康のリスクと比べればどうでもいいこと。納得行くまで根気よく尋ねることが大切です)
3、病院を完全に去る前に、何も間違いがないかチェックする。
4、来院中に受けた検査名や注射、薬などは日付と共にしっかりメモしておく。(今後のために)
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