Straight Outta Compton

昨日念願の80-90年代ウェストサイド・ヒップホップについての映画、Straight Outta Comptonを観に行ってきました。
前からhip hopカルチャーに興味はありつつ、歴史を詳しく知らないし、ずっと深い知識がないままでしたが...
最近ついにカレッジでhip hopダンスのクラスを取り始めて、あー本格的に知りたいなぁと思っている時にちょうどこの映画が上映されるということで、これはもう観に行かないと!
この頃のhip hopって西海岸と東海岸に別れていて、東はBiggie, 西は2PAC, Snoop Dog, Dr. Dreといったアーティストがシーンを盛り上げていた...
ということぐらいしか本当に知らなくて(笑)、でもその後こういったアーティストが後世に与えた影響って(ヒップホップだけでなくありとあらゆるジャンルのアーティストに)すごく大きい、ということからこの頃起こった一連のイベントにすごく興味を持っていました。

ダイナミックな映画でした。感動!
当時の出来事・様子が忠実に再現されていて、人物描写だけでなくファッションやパーティーなど当時のカルチャーもしっかり盛り込まれていて、でもそれと同時に現代風にアレンジされていてスタイリッシュで、見応えがありました。
キャストも本物にかなり似てた。。
コメディあり、涙あり、、
まさにヒップホップ入門に良い映画で、一緒に観に行った友達と 映画に出てきたアーティスト全員の曲聴いてみたくなったーって話してました。
ヒップホップに興味がなくても楽しめると思うので、日本でもぜひ上映されてほしいです。

出てきたのは、今は亡きEazy-E、歌詞の才能があり今は俳優としてもよく見かけるIce Cube、ビート・メイカーのDr. Dre、etc. N.W.A.のメンバー達、
あとはSnoop Doggなんかもちらっと出てました。
今はラップといえばセックス、ドラッグ、女、車といったテーマが大半ですが、昔は人種差別をする警察に対してもの申したり、敵に対抗する意味合いで歌詞を書いたり、それこそ逮捕覚悟で社会に訴えたい思いをラップに込めていて、そう思うと今のラップミュージックは薄っぺらいものが多いのかな、と思います。

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