風邪をひいてしまった時のtips. Pt.1

九月も終わろうという今日この頃、常夏サンディエゴではまだまだ昼間は暑いというのに、季節の変わり目でうっかり風邪を引いてしまいました。
子供の頃から体が弱いわたし、強くなりたいなぁと思っていた矢先にかかった風邪...(^-^;)
病気に滅多にかからないという友達にはいまいち共感してもらえないんですが、体調が優れないと何をするにもやる気が出ないし、下手すると寝込んでしまうし、忙しい中時間を有意義に使いたいのに、何だか人生損してる気分...
しかも体が小さいせいで、薬は副作用が辛い...
そんな歯がゆいfrustrationと戦いつつ、病気になってしまったら仕方ない、こうなったらいかに早く治せるか。
今回の風邪で、医療関係者の娘であるわたしが考えた風邪になった時にすると有効なこと、日米の慣習両方いいとこ取りで考えてみました(^-^)

市販の風邪薬を容易に飲まない。
これは意見が別れるところなんですが、風邪薬はあくまで対処療法。熱を下げ、頭痛をなくし、喉の痛みを取り、咳や鼻水を止めてくれる。でも、薬は原因となるウイルスを殺してはくれないんです。体温を上げることで菌が体内に滞在しにくくなり、咳や鼻水を出すことで菌を体外に出す。そういった体が本来持っている機能を薬で制御することにより、風邪の治りが遅くなる...というのがわたしの見解。
その上、わたしはちょっと元気になると調子に乗ってすぐに活動し出すので(笑)、薬が切れる頃には風邪が悪化していることもしばしば。治っていないのに、表面的にまたは一時的に症状を抑えることで 元気になったと勘違いしてしまうんですね。なので少しくらいの熱なら、薬を飲まずに一日寝て過ごします。
しかし、よほどの高熱になると後に脳に障害が残ったり、体に支障が出てくることもあります:(
また頭痛やその他の症状が辛くて眠りにつけない、そうなると体の治癒力を高めるために不可欠な睡眠がうまく取れない...
わたしの場合、様子を見ながら 38.2℃以上の熱、もしくは症状の辛さによって、風邪薬を飲むことにしています。
また、十分な休養を摂ることが大切ですが、どうしても今日は寝込んでられない!という時も、薬を飲まないと仕方がないですね(>_<)

Sleep Aid.
以前ルームメイトに「風邪ひいたかも」と話していたら、オーガニックのスリープ・エイド・シロップを試させてくれました。
日本では馴染みがなかったのですが、試してみることに。はちみつのような硬めのテクスチャーで、gaiaというブランドのもの。薬っぽさが全然なく、自然な甘みで、ペースト状のベリーのような感じ。「これはふつうに美味しい、、パンに塗って食べれそう」とかあほなこと思いながらもw、オールナチュラルだけあって効果はちょっと疑ってました。
ところがスプーン一杯分なめただけでその夜はぐっすり眠れ、次の日はすっかり元気に。
以来これは買わないと!と思っているところです。
このElderberry というベリーは、体の免疫を高めるのだそう。
日本と薬事法が違うせいか、ZzzQuilなどのシロップや、タブレットなど色々なタイプの睡眠薬?が手軽に薬局で買えますが、オーガニックなら心持ち安心して手軽に使えそうです。

頭寒足熱。
日本のことわざにあるように、頭冷やして足冷やさず、です。熱が出た時は氷枕や冷えピタシートで頭を冷やし、足は冷やさないのが鉄則。気休めかもしれませんが、日本から持って来た冷えピタ、かなり重宝しました。

Halls.
日本では龍角散のど飴が効くと言われますが、わたしには効きがイマイチ。それに対して、アメリカのHallsは一粒なめた後には、驚くほどすっきりのどの痛みが取れちゃいます。結構メントールきつめですが、効果は抜群。
Hallsは実は飴(食品)ではなく薬品扱いで、パッケージ裏にばっちりDrug Factsのラベルが印刷されてます。
レッド(チェリー)、ブルー(ミント)、イエロー(ハニー)、グリーン(シトラス)があり、ハニーフレーバーを愛用。ちなみにシトラスだけ他のフレーバーのように薬用効果がなく、日本のグレープフルーツ飴にかなり近い味なので、普通の飴が欲しい時はこれを食べてます。笑

Tea.
こちらで「風邪を引いた」とか、風邪でなくてもとりあえず病気だと話すたび 決まって一番に言われることは、"Drink tea (お茶を飲みなさい)"。
日本ではお茶って日常的な飲み物ですが、こちらでは喉が渇いたら水(かソーダ ^-^;)なので、アメリカでの感覚では、お茶って病気の時に飲む、ちょっと特別で健康的な飲み物なのかも。日本で言うしょうが湯的なポジションというか。
一度風邪を引いていた時に(風邪エピソードが多すぎる...どんだけ風邪ひくねん笑)、仕事場で同僚が緑茶を作ってくれました。全体的に冷たかった彼だが、その日だけ妙に優しかった。笑
「冷めたらまた作ってあげるから、熱々じゃないと意味ないから。」て言ってました。てことは体を温めることで風邪への抵抗力を高める、っていう目的なんですね。たしかに紅茶は体を温め、コーヒーは体を冷やすって言いますよね。
それから今回もルームメイトが、柚子茶(ゆずの蜂蜜漬け)を薄めの緑茶に溶かしたものを作ってくれました。これは日本だと、緑茶が甘いというのに抵抗あるのかな...笑 こっちではArizonaティーの普及もあってわたしも最近は感覚が麻痺しちゃって、おいしくいただきました。笑
これ以来、風邪引いた時用に柚子茶を常備しとくのもありかなと思ってる。次アジア系マーケットに行ったら買おう...
日本ではしょうが湯とかはちみつレモンの、お湯で溶かして飲む粉末タイプのものが種類も豊富なので、日本でいろいろ買っておくといいかな。
こういった飲み物って気休めでなく、実はとっても合理的で、しょうがやはちみつの殺菌作用が風邪を楽にし、レモンでビタミンC補給ができます。
それからアメリカではアーバルティー(ハーブティー)がバラエティー豊かで、スーパーでも可愛いパッケージのものが手軽に手に入ります。睡眠を促してくれるので、ゆっくり休息が取れて結果的には風邪に効果的。
そちらも揃えておけば、つらい風邪の時も飲み物を選ぶ楽しみができるかも。(^-^)


風邪をひいてしまった時のtips. Pt.2 に続く

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