正直な話。笑
こちらに帰ってきて初めの1か月が終わる頃に、わたしはすでに不安になってきていた。
一緒に住んでいた友達に翻弄されていたのもあり、新たな生活のスタートを切ることが思うように出来なかったから。
まさに思い悩んでいた時、ある友人から会おうと連絡があった。
彼は30代のアメリカ人で、奥さんと共にホームステイ先として日本人留学生を受け入れたり、日本に旅行したりとかなり日本文化と留学生に理解のある人で、
留学生時代からわたしのことを良く知る人でもあるので 彼と話すと少し突破口になるかもと思って会うことにした。
夢やったグリーンカードを手にし、喜んでいたのもつかの間 いきなりポーンと一人で放り出されたようで、何がなんだかもうわけがわからないし怖い、
そう正直な気持ちを打ち明けた。
彼はそんなわたしの状況を"re-learning life"って表したんやけど、
どのスーパーで食料品を買うか、どの銀行を利用するか、どの保険に加入するか。。
その土地で生まれて暮らしていれば、恐らくそういうことって自然と家族から学ぶこと。
そういうことを一気に一から学ぶのは少し難しいかもしれない、と。
でも、考えてみな、と彼は続けました
もうステータスの心配しなくていいんだよ、そしてそれは本当に大きなことなんだ と。
彼の周囲には物事が上手く行きはじめた頃に学生ビザが切れて帰らざるを得なくなった人や、
アメリカ暮らしではあるが職を失うか、または妻と別れると住む資格がなくなってしまう
だからいつも周囲を満足させないといけないというプレッシャーに苦しみながら生活している人など アメリカに残りたい人が沢山いて、
彼らを苦しめる問題は共通してたった一つ、ステータスなんだと。
逆に言えば、わたしはそういう心配を一切しなくていい。
アメリカに居たいだけ居られる。
他のステータスの人のように学校に行かなくても、働かなくても、アメリカにいる権利がある。
極端な話、ホームレスにだってなれる。
今家に帰ってのんびり本を読んだって(笑)、誰にも文句は言われない。
やからその自由を利用してやりたいことをやってやったらどうか と
そう言われて、ああそうか、そうなんやと
彼の話は本当にmind-blowingで(笑)、行き詰まっていたわたしの心に平和をもらたしてくれました。。
続く
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